とうとう自己破産です

高齢者を言葉巧みに騙し、３２５０万円ものお金を義父から借りた峰不二子。

当事者である義父は５か月間入院し、その後退院したものの、借金に関してはもう一切関わらず、ディサービスに行く以外は外出はせず、ちびちびと昼からお酒を飲む生活。

それも主人にきつく叱られ、お酒もすこしずつ量が減っているようです。

峰不二子から借金取り立てをするのは主人の役目。

月に５万円ずつ（義父の口座ではなく）主人の口座に振り込むという気の遠くなる返済計画ですが、それすら守ってくれない。

遅れてでも払ってくれる月もありましたが、それも滞るようになりました。

借金発覚から１年と３か月。

峰不二子本人ではなく、弁護士さんから連絡がきました。

「峰不二子、自己破産しました」

やっぱりね・・・

恐れていましたが、とうとうその日がきたのです。

もう取り立てることはできません。

多少は返済してもらったものの、３２００万円もの借金、私たちは泣き寝入りするしかないのです。

脱・老後破産マニュアル―――４０代５０代から準備する合理的なマネープラン

老後親子破産