月に1回の支払い日。
支払い日に約束の5万円を振り込んできたことはほとんどありません。
「今月はこれだけで。すみません。」
「今月は苦しいので。支払いは待ってください。必ず払いますから。」
峰不二子はそのたびに低姿勢で謝ってきます。
でも私たちは知っている。
峰不二子は働いてなどいない。
毎日パチンコをしている。(・・・らしい)
支払い日が近づいてくると「今月も(払ってくれないの)かな。」と主人は憂鬱な気持ちになります。
思い余って、主人は峰不二子の息子の家に電話をします。
田舎なので、簡単に電話番号もわかります。
出たのは息子さんの奥さんでした。
「ご主人に相談があるのです。お母さんの借金のことなのですが。」
「借金?いくらですか?」
「3250万円です。」
「・・・」
その後息子さん本人と話すことができました。
返事は想像していたとおり。
「自分には関係ない。もう親子の縁は切ったから。」
でしょうねぇ。
お母さんの借金癖に今まで苦労させられたようです。
田舎町。
こんな人口の少ない田舎町で、借金をして苦しむ人と返してもらえなくて苦しむ人がいる。
田舎町でも、観光地ですから働き場所はあるのですよ。
たくさんあるのです。
峰不二子・・・働けよ・・・😓
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