独り暮らしの義父が骨折し、手術し、入院しました。
動けない状態で発見されるまでの数日間、家の中にいたのですが、ひどい脱水症状などはなく、骨折の治療のみですんだのは幸運でした。
そしてそんな騒ぎの中、主人がみつけた借用書。
探せば探すほど、何枚もの借用書が出てきます。
相手は遠い親戚の女性。(血縁関係はありません)
数年前まで近所に住んでいたのです。
既婚者。子供もいる、孫もいる。
義父は80代ながら、彫の深いなかなかの男前。私は好みではないけどね(笑)
20歳以上年下の女性にお金を貸していたのです。
主人はたくさんの借用書を精査しました。
そして。
合計金額。
なんと。
3250万円!!!
ひぇ~~~😲
3250万円ものお金をポンと出せるようなお金持ちではありません。
持っている貯金のほとんどを貢いでいたのです。
途方に暮れる主人。
叔母(義父の妹)に相談しました。
もちろん叔母も知らなかった。
ただ相手の女のことは、親戚ということもあり、ぼんやりと知っていたようです。「まさか兄貴とそんな関係だったとは!」
どうする、3250万円。
大切な大切な義父母の老後の蓄えだったのに・・・
もちろん入院中の義母は何も知りません。
知らせるつもりもない。
義父の入院は数か月かかるようですが、「退院したらすぐに施設に入居させる!」と主人はカンカンです。そりゃそうですよね。
義父に女性のことを問いただすと、「そんな関係ではない。金に困ってるというから貸してやっただけだ。」と強気に言います。
ただ叔母には、義父は涙を見せ、「自宅も不動産も担保にいれて銀行から借りた金をその女に貸した。」と言うのです。
え!?銀行から借りた!?そんなバカな!!!どこの銀行が無職年金暮らしの80代にお金を貸すのよ!!!
私は信じられませんでした。
調べましたが、銀行からの借り入れはしていないようです。
よかった・・・と安堵している場合ではありません。
大切な3250万円。
その女から返してもらわなければ!
どんな女だろう・・・
主人が会うことになりました。
峰不二子・・・とでも呼んでおきましょうか。
梅と桜がいっぺんに咲く北海道。
その季節もまもなく終わります。