3人の子供たちが社会人になり、独立。
私たち夫婦は、子育て卒業と同時に介護へと身を投じて行きます。
私は、札幌の自宅を賃貸にして、上京。介護のため、母のマンションで同居を始めます。(父はすでに他界しています)
主人は、単身赴任でしたが、1か月に1度、北海道の胆振地方に暮らす義父(主人の父)と老人病院に入院する義母(主人の母)を訪問していました。
そんな生活が数か月続いた2017年。
年末に父が足を骨折しました。
独り暮らしゆえに、動けなくても誰にも気がついてもらえず、数日を動けないまま過ごすことになります。
新聞受けに数日間の新聞がたまっていることを不審に感じた配達の方が市の福祉課に通報してくれました。
通報を受けて、近所に住む叔母(義父の妹)がすぐに駆けつけてくれて、市の担当の方と一緒に、動けなくなっていた義父を発見してくれたのです。
義父はすぐに救急車で運ばれ、入院となりました。
ここからがすべての始まり・・・いえ、実はとっくに始まっていたのです。
私たち夫婦が気がついてないだけでした。